10番目の月
惑星(犬)の月
・
・
キーワード:表明・仕上げる・生み出す
月感詞『唯』(イ、ユイ、シカイ、コレ、タダ)
用例熟語:唯一・唯今・唯唯・唯心・諾唯
・
・
そこかしこで桜が見られる季節になりました。
気がつけば春が当然のように佇んでいます。
8番目の月でキタルものをどう受け取りましたでしょうか?
春分やお彼岸をどのように迎えましたか?
重なりあった時とともに、すこしずつ変化していくものを上手つかみとれましたか?
・
今月の月感詞は仏教語の熟語が多いのですが、『唯唯』というのは
「畏まりました。つつしんで承知しました」
『唯心』あらゆる現象は心の現れであるという大乗仏教の考え方だ
そうです。
・
気がつくとハレ暦も後半、白を意識しながら繋げてきた様々な事象は
形になってみえてきましたか?・
先日、山梨の友人のご自宅に桜が咲いて天気も良いからいらっしゃいませんか
と言われ、日帰りででかけました。
連絡があったのは前日の夜。
たまたま予定がなかったのと、いつもと違う行動がしたくなって、でかけ
ました。
ご自宅の縁側で友人が作った心づくしのお昼をいただき、窓の外の桜や
遠くに見える山々、白いスモモの花、ピンクの桃の花、黄色い菜の花。
なにもかもが美しかったです。
とりわけ、夏になると桃狩りをする枝一面に咲いている桃の花が
あまりに素敵で。
誘っていただかなければ実際には見られない光景でした。
そこかしこに桃の木があり、枝には桃の花・・・・・・
もちろん、トンネルを抜けると一面の桜群も得も言われない眺めでした。
ですが、桃畑のなかにこなければわからない景色がそこにはありました。
・
この年になって今までみたことにないものを見る、しらないことを知るという
のは衝撃であると同時に笑撃であっぱれなものでした。感動する気持ちの機会を与えてもらった友人に感謝です。・
唯一のものを感じられる時間、心。
・
感動する舞台も見たのですが、これはまだ消化できず次回の宿題です。
Comments