11番目の月
スペクトルのヘビの月
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キーワード：解放・溶かす・解き放つ
月感詞『忠』（チュウ、マゴコロ、マコト、タダシイ）
用例熟語：忠信・忠恕・忠義・忠告・忠実
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GWの最後の日々を皆さんはどうすごされていますか？
東京はかなり暖かい日の中で過ごしています。相変わらず寒暖差があるので、体調を崩している人も多いような気が
します。
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10番目の月はいかがでしたか？
自分の中でこれは、というものを発見したでしょうか？
私は振り返ると人にお会いすることが多かったです。何かを話し、何かを
決め、選択する。そんなことをしている28日間でした。11番目の月に入って
もそれは続いています。
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今月は「忠」。言葉を見ると正しいことをするの？と思うかも
しれません。確かに用例熟語を見ると、真面目そうな字がずらり。
でもその中にまごころをもって尽くすという意味もあるようです。
今年も残すところあと三ヶ月。何を持って尽くすのか。
自分が正しいと思っていることを周りに左右されずに行動することは、
案外難しいことです。
ハレ暦に書いた自分の行動を振り返ると、なんとなく見えてくるものが
あると思いませんか？
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私が尊敬する人は皆さん、「続けること」と言います。どんなことでも
自分が良いと思ったことを続ける、それは才能に勝るとも。
私はその言葉がとても好きです。
できない、才能がない、と諦めてやめてしまうのではなく、自分がやりたいこと
やろうと思ったことを信じて続けることこそが、いま大切なものなのかも
しれません。
★『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈 （新潮社）
『成瀬は信じた道をいく』
本屋大賞を獲った本ですが、成瀬すごくカッコイイです。
とても読みやすい本なので、お時間がある人は是非。
人は成瀬の様な生き方をしたいと思ってもなかなか出来ず、
出来ないことを肯定するために、異質な成瀬をはじきます。
でも、成瀬は続けていきます。
続けることで成瀬に共感し、同調して生き方を変える
人も出てきます。
成瀬、カッケーと思いながら読んでいました。
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