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執筆者の写真Tami Tomioka

はじまりは小さくても

青いリズムの嵐の年

1)磁気(コウモリ)の月



新しい年がはじまりました。

皆様、おめでとうございます。

25日の時間を外した日はどうすごされましたか?

私は富山にいました。

ご一緒してくださった、藤田さん、谷口さん、吉澤さん

ありがとうございました。

ここしばらくはコロナの影響で行くことかないませんでしたが、

今回は満を持して伺いました。

青い年だからいつもと変わったことを提案され、それではと

私個人として、着物(三部式ですので、嘘つき着物と帯)を

着ての参加となりました。

藤田さん、谷口さんも急にも拘わらずお着物で、吉澤さんは

残念ながらご用意が間に合わず、次回は必ずとお話しました。

金沢へ行って大樋美術館、玉泉園と初めてづくし。

見た目だけ涼やかに。

こちらがハレの日感を持っていくと、お店の方もハレの日の

接客をしてくださり、思わぬ幸運に見舞われました。

こんなふうに私の一年が始まりました。

磁気の月(1番目の月)

キーワード:目的・ひとつにする・ひきつける

月感詞:『徳』(トク、タダシイ、メグム)

熟語:道徳・徳義・美徳・徳望・報徳

もとは目の強い呪力で巡察すること(見回ること)。その目には

邪悪なものを祓い清める呪力があると考えられていました。

のちにその呪力がもともと人が持っている内面的な人間的な力に発する

ものであることが自覚されて今の徳の概念が生まれました。

我欲をそぎ落として、自分を見つめ他をみつめ行動すること。

そんな行いに繋がっていくのではないでしょうか?

13番目の月の流れも、白い倍音の魔法使いの流れも繋がっています。

自分や世の中が変容していく為の心がけや行いを探っていく年に

なりそうな気がします。

一年の始まりの28日間。

今年自分がフォーカスしたいこと、興味がることをじっくり考えて

みたいと思います。



★『ようこそ、ヒョナム洞書店へ』

     ファン・ボルム  牧野美加訳 (集英社)


前回の多和田葉子さんの本は3部作読んだのですが、これはまた

の機会に。

編集学校「破」の知文の課題本だったそうです。(『地球にちりばめられて』)

今回は韓国の作家。本屋大賞翻訳小説部門1位の本です。

その帯に惹かれて買った一人です。

ソウル近郊にある本屋さんが舞台の本です。

書店店主女性は素人で、会社人間でしたが急に会社に嫌気がさし、やめて離婚も

してしまい、始めた書店です。

働き方も、働いていいる人も、そこに来る人たちも、最初はフラジャイルな

心を持ち、各々葛藤を抱えています。

何かが劇的に起こり解決するというものではないのですが、みながみな

最後は自分の気持ちと向き合って前に進んでいくんですね。それぞれに章があり、

読みやすいです。

日々の小さな気持ちの積み重ねが、案外大きく心を動かせるのだと

実感しました。

お時間があって、読むモノが決まっていない人は読んでみてください。







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