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執筆者の写真谷口 紀江

二番目の月のシンボルはサソリ

毒針を持つ動物の中で一番古く存在し、進化の歴史は約4億3,000万年前まで遡りますが

大まかな形が今でもあまり変わっていない、生きた化石のような生き物です。


卵を体内で孵化させて、子供を生む胎生動物で

生まれたばかりの赤ちゃんは、初めて脱皮するまでお母さんの背中で過ごし

そのあと脱皮を繰り返し(種類によって異なるが6回ほど)成熟していきます。


脱皮は、古いものを躊躇無く脱ぎ捨てること。

私たちは、一度馴染んだものを、なかなか手放せなかったりしますが、 二番目の月は、手放しという挑戦が大きなポイントだったと、

自分や周りの時間を振り返って、思っています。

みなさまは、どんな時間をお過ごしでしたか?


過酷な環境に適応するために、卵性から胎生に進化したサソリは、

変わらないようで、実は、変化し続けることで、生きながらえているのです。

「つづける」とか「つなぐ」ことには、共通して潜んでいる時間なのでしょう。


どんどん、脱皮していきましょう!


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