空と月と暦
- てる でん
- 4月3日
- 読了時間: 2分
山菜を取りに早起きした9番目の月の17日
青白い南の空に【下弦の月】を見ることができました。
月の形を弓と弦に見立ててつけられた【下弦】
[弓で矢を放とうとしたときの矢が飛んでいく方向に太陽がある]
という言葉に耳慣れない方もいらっしゃるかもしれませんね。
9番目の月8日 満月(15:15) 皆既月食でした。
満月の日、南にむかって右手側の太陽が西に沈むときに
左手の東側から地平線に丸い月が出ます。
満月の時は(太陽)―(地球)―(月)は2次元的に一直線に
並んでいます。満月を眺めているとき自分の背後にある太陽が
月を照らしているのです。
8日は3次元的にほぼ一直線になる日でした。
太陽と反対側に地球の影ができる。
地球の影には本影と半影の違いがあります。
月が地球の本影に入ったときに月が欠ける月食になりますが
半影に月が入ったとき月はいつもより暗く見えるだけとなります。
今回の皆既月食は見られる場所が北海道など一部と限定されました。
札幌では月が17:39に出て、食が17;48に終わったので
月食の観測は東の地平線ギリギリというところで難しかったようです。
残念でした!!
小学校の理科から
何度も学んできましたが
多くの人は太陽と地球と月の位置を与えられても
どんな形の月が見えるのか答えられる人はいないのでは
ないでしょうか。
月の満ち欠けは約29.5日
西の空に太陽が沈むころ
建物の物陰から西の空低く
美しい三日月を見かけることができたとき
毎度とても感激してしまいます。
別名「眉月」とも呼ばれる細い形をした月を
見つけたときは空を赤く染めていた太陽が
月を照らしているのだと
あらためて味わってみてください。
また半年後には
グレゴリオ暦2025年9月8日
ハレ暦123年2番目の月17日
真夜中ですが皆既月食が見られます。
楽しみです!!
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