2番目の月、「月の月」になり4日が経ちました。
月感詞も「良」から「出」に。
キーワードも「挑戦・極性を与える・安定させる」にフォーカスしていきます。
白川静氏の『常用字解』によると、「出」は足を踏み出すとき、かかとのあとが強く残る形。強く踏み出したことを表す。それで「出発する、でる、いく」の意味になる。
出発の時に強くかかとのあとを残して、旅の安全を祈る儀礼があったのであろう。
とあります。
皆さんも何かを始めるとき、どこかに行くとき、足を踏ん張り気持ちを引き締め、
前に進んで行くのではないでしょうか?
磁気の月で自分が良いと思うモノ、したいと思うコトを掬い上げ、そこに向かう為に息を整え出立する。そんな月になると良いなと思います。
私たちは沢山の情報の中におり、それを自分が欲しいと思えば手に入れられる状態にあります。その情報も自分に都合の良いものばかりでなく、自分がこうあるべきと思うことに良いものを選べるようになりたいものです。
そのために、観察してみる、考えてみる、コトバにしてみる、書き留めてみる。そんなことから始めてみようかと思います。
白は全ての色を内包しています。どんな色も自分次第です。
今日は、地球に最も近づく満月。 月の「出」が楽しみです~