ホゼ暦では、13の周期、20の周期、それぞれに「キーワード」があります。 でも、近年、それが「人や時間の意味を固定する」ことに使われてしまい、 本来の自然時間のらしさである、ノンリニア、多様性や儚さに存在している感覚が 薄れてしまう様子が見られるようになりました。 そこで、そのキーワードとこれまで体感してきた情報をもとに 「らしさ」をいっぱい集めて、さらにギュッと一文字にしたら・・・・ そう。時間に目と心を凝らしていると、それぞれの周期に「らしさ」があるって 見えてくるんですよ。 ということで生まれたのが「月感詞」です。 編集は白川静の漢字研究もなさっているTamiさん。 昨年に続いての担当ですが、前回とは異なる漢字が並びます。 これも、自然時間の本質に近いと思うのですが、 常に変化し続けているから、同じ言葉で固定されることはありませんね。 今日は、1番目の月~6番目の月までを、ずらっと並べてみます。 ひとつひとつの意味を理解することも大切ですが ぜひ、ここから宇宙時間と自分時間の「流れ」を取り出して 照合してみてください。どれだけ、共時性を見つけられるのか、 あるいは、遠く離れているように思えるのか、 さらに、自分だったら、どんな一文字をくわえるのか・・・・ 自然時間に寄り添う一歩です! では、はじめます。※は私の時間ご紹介です。 1番目の月 ホゼ暦では「磁気の月」キーワード:目的・ひとつにする・引きつける
月感詞:『示』(ジ、シ、シメス、カミ)
神を祀る祭卓の形。祭卓から神のお告げ、教えなどの意もある。
告げる、教える、示す
熟語:示威、示談、暗示、提示、表示 ※示して、示されて動き始める時間に気づくことが多かったです。
だから、意識的に、あえて形にすることを心がけていました。 2番目の月 ホゼ暦では月の月 キーワード:挑戦・極性を与える・安定させる
月感詞:『敢』(カン、ツツシム、アエテ)
杓で鬯酒(お祭り用の香りのついた酒)を汲み取り、祭祀(祭り)の
場所を清める儀礼を示す。神を招くための儀礼であり、謹んで行うこと
から、「つつしむ」の意味となる。神の住むと考えられた岩場で神への
祈りの文である祝詞を入れる器を並べて行うことを巖(厳)という。
おそれ謹みながら行うことから、「あえて」(思い切って)するという
意味となる。
用例熟語:敢為・敢行・果敢・勇敢・敢闘 ※1番目の月での「あえて」が、2番目の月感詞になっていて、笑っちゃいました。 なので、難しいこと、避けたいことなどに、敢えて向かった時間でしたよ。
3番目の月 ホゼ暦では電気の月 キーワード:奉仕・活性化する・つなぐ
月感詞:『交』(コウ、カウ、マジワル。マゼル、カワス、マザル)
足を組んで立っている人の正面形。足を組むことから、交錯の意となり、交際、交友のように人間同士の交わりや、「まじわる・まじる」の意味から互いに、かわる、とりかわす、かわすの意になる。物品の交換「交易」などにも使われる。
熟語:交差、交叉、交易、交戦、旧交
※どんなに一念発起しても、自分だけの時間の中では、だいたい三日坊主になることも多い。交わることで、お互いに励まし合ったり、知恵を出し合ったり。そんな時間でした。
4番目の月 ホゼ暦では自己存在の月 キーワード:形・明らかにする・測る
月感詞:『宣』(セン、ノベル、アキラカ)
宀と亘を組み合わせた形。宀は祖先の霊を祀る廟の屋根の形。宣は半円形のものを言うことが多く、そのような形の室を宣室という。宣はもともと宣室という室の名前。
又、宣室は裁判や儀礼の行われる場所で、そこで発令されるのが宣言になる。
熟語:宣言、宣告、宣明、託宣、宣布
※ここまでの4か月は、基礎を確立する「赤」の時間。
思っているだけでは、ちょっと弱い。けれど、大勢の前で宣言することで、
せざるを得なくなって、結果、できることがある。意志薄弱な私の「方法」です。笑 5番目の月 ホゼ暦では倍音の月 キーワード:輝き・力を与える・指揮する
月感詞:『好』(コウ、コノム、スク、ウツクシイ、ヨイ)
女と子を組み合わせた形。母親が幼児をかわいがることをいう字。
母親の子どもに対する愛情の意味から、姿が「うつくしい」という意味。
全て状態が良好であることをいう。
熟語:好意、好学、絶好、愛好、嗜好
※ここからの4か月は、拡張のエネルギーが加わる「白」の時間。
好きこそものの上手なれ。多忙のなか、美術館に行ったりする時間編集が上手く
できたのは、「好き」がなす技でした。 ちょうど「銀河誕生日」(191青い太陽の猿)の日でしたが、その日だけ、真っ青な空。 それも、道中の高速道路で、前を走っていた車のナンバーが「191」だったんです。 自分が好きなモノを、再認識した時間も多く、それが時間の流れを作っていくのが
よく実感できました。自然時間バンザイ! 6番目の月 ホゼ暦では 律動・リズムの月 キーワード:平等・組織する・つり合わせる
月感詞:『教』(キョウ、ケウ、オシエル、オソワル)
爻と子と攴とを組み合わせた形。爻は屋根に千木(交叉した木)のある建物の形で、校舎。子はそこで学ぶ子弟。爻と子とを組み合わせた文字は学(學)の元の字。
学舎で学ぶ子弟たちを長老たちが鞭で打って励ますこと(鞭撻)を示し、教は「オシエル)の意味となる。
用例熟語:教育・教義・教訓・教学・調教 ※今日は6番目の月の5日目。教えると教わるの時間を意識することが一気に増えました。 学びにはタイミングが大事で、リズミカルに行なっていかないと、あっという間に
1年が過ぎ・・・になっちゃいますね。リズムを大切にしましょう! 画像は、新しくオープンした石川県立図書館です♪
Kommentarer