銀河の新年おめでとうございます。
ハレ暦「月感詞」を担当しているtomiokaです。
月感詞って?と思われてている方、このコラムの最初の記事をご覧くださいね。
簡単に説明をしています。
昨年までの月感詞は文字とその読み、簡単な文字の説明が書かれていました。
今年は、ありませんw
漢字と読み、参考辞書の該当するページ(新訂 字統)が書かれているのみです。
ハレ暦に使っているこの文字は中国で最初にできた文字(甲骨・金文文字と言います)を使用しています。出来立てほやほやの文字なんですね。
だから辞書を読んで意味がわからないとか、どうしてとか思っても当たり前です。
多分作った人たちも、やっと作り上げたものだから。
今使っている日本語だって、私が子供の頃使っていた意味と違っていたり、派生していたりしています。外来語と合わさったり、短縮していたり。造語もどきが沢山ありますよね?
それでも私たちはそれを理解し、使いこなし、日常にしている。
言葉は時代と共に変容しているんですね。
つまり
人と時間が言葉を作っていくんです。
なんだかハレ暦と似ていませんか?
ハレ暦にスケジュールを書き込んでいるときに、チラッと目に入ってくる月感詞、今はそれでいいのだと思います。ある時辞書を見てみたくなる、意味が知りたくなる。そうしたら何かが変化した兆しです。そこにある文字に自分らしい想いが重なっていく気がしませんか?
月感詞、謎解きのように楽しんでくださいね。
一番目の月の月感詞は『良』
字統を見たら、かなりおどろおどろしい意味でびっくりするかもしれませんよ。
素敵な一年になりますように。
《マヤのフクロウ》
Comments